皿の補修〜新うるしでやってみた〜

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  この皿に苺を入れると、うっとりしてしまうんですが、なんだか皿の’ふち’が欠けてきて・・・間をあける
皿補修1(こんな感じで皿の’ふち’がかけちゃって・・・)傷にガックリするカエルの写真苺より「皿の欠け」に目が行くようになってしまいました。
わたしの器が小さいせいか・・・器・・・皿つながりということで・・?!
補修してみます♪


ハンズに材料を探しに行ってきました。
食器に安全に使える補修材料は’うるし’なのですが、
使い方を店員さんに聞いたら『かぶれる・温度20℃・湿度80℃・一週間「むろ」・失敗するかもね』のキーワードが頭の中をグルグル。断念(._.)・・・。
かわりに新うるしというチューブに入ったのを買ってきました。

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皿補修2(皿補修の材料・新うるし)食器の補修の本には、「完全に乾けば安全性に問題なし」ってあったんですが、材料の注意書きには「毒性の強いものではないが念のため、食器口に含む恐れのあるものに塗装しないで下さい」って書いてあって、早速迷っちゃいました。


なので、電話で聞いてみました。


発売元の大阪のお父さんの弁によると、
「皿の内側で、アッつい汁に触れるような場所は安全やいいきれんわ。子供がペロペロ舐めるんもイヤや!」
ということでした。


・・・家にはペロペロする生き物もいないし、フルーツボールに使ってるし、それに野菜には農薬が!水道水には塩素が!空気だって工場や車の排ガスで汚いぞー!!(関係ないか・・・・?)
とか考えた後、やっぱり使ってみることにしました。
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皿補修3(新うるしの’オリーブ’色を塗ってみました。)’新うるし’のオリーブ色にアクリル絵の具の黒ほんのちょっと混ぜてぬってみました。


はみでたところはふき取って・・・、結構これだけで目立たなくなり◎。
でも三回くらい見たら、やっぱり’ふち’の欠けってなんか気になるんですよねー。


こころの器が小っちゃいのかな・・・。
やっぱり埋めちゃいます。なんか性(さが)です・・・。
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皿補修4(エポキシの接着剤を使って埋めてみました。)
エポキシの2液を混ぜるタイプの接着剤を「欠け」にもって、
形をつくって、硬化をまちます。
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皿補修5(硬化したら、削ります。)
固まったら、…>水研ぎペーパー#600番を小っちゃく切って、水をつけて、 盛ったところを削って形を整えてゆきます。
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皿補修6(形ができたら、次ぎは色づけ)そしたら色づけ。
さっき使った’新うるし’のオリーブ色は不透明だったので、
今度は’本透明’というものを試してみます。
チューブをしぼるとビ、ビックリ!色はメープルシロップ色そのもの♥・・・


そこにアクリルの白と黄色をほんのちょっとだけ足して塗ってみました。
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皿補修7(出来上がり。)仕上がりはこんな感じ!
まぁ、欠け自体が小さいし、写真じゃ特にわかりにくいんですが、
わりといい仕上がりでした。


よく乾かして洗って苺を盛ってみました。


はぁ・・苺ってなんかうっとりしますね!なんでこんなにかわいい姿なんだろう・・・
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皿補修7(今日の補修材料はこんな感じです。)使った補修材料:


左から、
接着剤2本(2液)、新うるしの薄め液、新うるし、アクリル絵の具、白・黄色・黒です。
それと筆、ペーパー少々です。
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