傷補修のポイントA


   樹脂の盛りぐあいも、結構だいじです。

スプーンで傷口に樹脂を盛ると、丸く盛り上がります。傷あとにぴったりの色の樹脂がある時は、
そのままライターであぶって、塗りこんだり出来るんですけど、

市販の色で合わないと、スプーンの上で色合わせしたりするので、
傷口にもると左のイラストみたいに、もりあがっちゃいます。

このぐらいに樹脂を減らすとやりやすいです。このまま、こすって平らにすると、
あんまり仕上がりがキレイにならないので、
余分な部分はヘラなんかで、切りとっちゃいます。

左図ぐらいに、傷口よりちょっとだけ高くもるとやりやすいです。

余分な樹脂が道具にまとわりついてきますなぜ、切りとっちゃうかというと、
樹脂が多すぎると、写真は、画びょうの入れ物のふたで、樹脂を平らにする時に使ったんですが、余分な樹脂が、くっついてきちゃうんです。傷口のまわりにもムダに広がっちゃいます。


そうなると、余分な樹脂同士がからまりあって、平らにしにくいんです。掃除の手間も増えるし。
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