業者に電話する時のポイント!


   「こわれちゃった!工事屋さんに電話しなくちゃ!」
と、いざ電話し「何処のどの部分ですか?」と聞かれるが、「えーと、和室のずーっと下の方で、えー、、、」 とっさに言葉が出てこなかったりします。


  内装部品の名称の一部ですが、まとめてみました。
@  入り口枠
A  くつづり
    (部屋の入り口枠の下についてる細い四角い材)
B  幅木(はばき)
    (壁の下端と床とのとりあいについている)
C  戸あたり(扉とあたる部分)
    (入り口枠の真ん中についている細長い棒状の材)
D  額縁
    (窓枠と玄関枠があり、木部とサッシ部に分かれる)

工事で伺ったときに、入り口枠と聞いていったら、壁の枠近くのクロスがはがれていて、、、。とか
窓枠のサッシの部分だった、、、。
というようなことは少なくありません。



そんな時、業者は「すみません。材料がありません」とか「業者ちがいです。」
と言って帰ることが多いです。


一見同じようにも見えますが、フローリングの材料と、枠の下のくつづりは業者も材料も違います。
また入り口枠と額縁(窓枠、玄関枠)では請負業者が違うこともあり、
同じ窓枠でも、木部とサッシ部では補修材料が異なるため、材料をもっていなかたったりと、
頼む側からすればみな同じような内装部品なのに、作業によって実はすごく細かく、業者わけされる事があります。


ゼネコンさんと納品メーカーや、
取り付け会社などの、傷補修に関する取り決めによっても異なってくるし、
キズなおし業界ではアルミも、クロスも、木部も、みんな補修できる人材が少ないということもあります。


するとまた日程のすり合わせから始め、二度手間でがっかりされた方もいるのではないでしょうか。


名称を正しく言わなくても、細かく説明することで、二度手間を防げると思います。


例えばくつづりという言葉を使わなくても、入り口枠の下場についている、フローリング材とは違う細長い木の材料とか言えば相手はくつづりだと分かると思います。


また、幅木もクロスと一緒にされちゃうことがありますが、
床と壁との見切り材とか、クロスとフローリングの間についてる細長い材料と言えば、通じると思います。




@  天井の回り縁
    天井と壁の出会い部分に見切りとしてつける材のこと
A  鴨居(かもい)
    (障子やふすまを入れる枠の上枠)
B  敷居(しきい)
    障子やふすまを入れる枠の下枠)



@  くつづり
    部屋の入り口枠の下方についている細い四角い材
A  玄関の上がり框(かまち)
    玄関と廊下の出会い部分につけられる材
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