集成材カウンターの割れ
結露のはげしい出窓カウンターや
キッチンの水周りのカウンターでは、
普通に使っているだけで、
割れたり、痛んだりするものがでてきます。
昔の日本の家具と違い、最近の材料は
海外から運ばれて加工されることも多く、
取り付けられてから、湿度や温度の変化によって、
伸び、縮みすることがあり、それも、
割れや痛みを引きおこす要因になっているみたいです。
日本の木だけ使ってよ、とも思いますが、
現状では、それが可能とも思えません。
カウンターの割れをおこしたお宅のお客さんに
「まだ、引っ越して半年しかたってないのに、なんで!?」
と聞かれると、ここで言っているようなことを言って
割れに接着剤を埋め、樹脂を埋め、塗装して、 帰ってきます。
これって、普通に使っても大丈夫なの?
こう尋ねられると、心苦しくもこう言ってます。
「塗装面は普通に使ってると、どうしても痛んできます。
カウンターにお水がかからないように、保護したほうが長持ちすると思います。」
???
なにやら、問題点がひそんでいるようなんですが・・・
少し調べてみると、
カウンターの裏には、住宅問題やら、森林事情やら
さらに背後には社会問題が・・・ギャー!!
ここは、そういうサイトではないので、このへんにしときます・・( u u )。
日常生活で普通に使い続けると、
集成材に塗装されたカウンターの中には、
割れてきたり、塗装がうすくなって、剥げてきたりするものもありますが、
塗装屋さんに塗りなおしてもらうことができます。
出窓や、キッチンのカウンターでは、クロス壁にくっついたものが多く、
私が出会った塗装やさんの中では、その作業に慣れてる人と、
普段あまりやらない人がいました。
作業の打診をした時に、
「ものすごい大変だ、大変だ、すごい粉がでる!できるけど大変だ、大変だ」
など遠まわしに断っている職人さんにムリに頼むのはやめましょう。
いったん塗装をはがし、割れにはパテをうって
きれいに仕上げてくれる職人さんたちがいます。